「びわ湖のひな人形めぐり」で、長浜の「ガラスのお雛様展」と「長浜のお雛さまめぐり」を訪ねました。
お雛さまめぐりの合間にいただいたグルメは、一度食べてみたかった長浜名物の「鯖そうめん」と、きれいな「黒壁プリン」。
鯖そうめんは黒壁スクエアを歩いている時に一軒見つけたのですが、そのお店「翼果楼」は大行列だったので先に進むことに。
湖北観光情報センター（旧四居家）のお雛さまを見学した時に、「鯖そうめん」がいただけるお店を尋ねてみると、「ここから一番近いのは『大通寺』の向かいにある『良太郎』。美味しいですよ。」と教えていただきました。
さすが、地元の方に聞くのが一番ですね。「鯖そうめん」のお店のチラシもいただきました。
鯖そうめんのメニュー
鯖そうめん
ここ長浜、湖北地方では「五月見舞い」といって、田植えの時期になると、親元から嫁ぎ先の娘に焼鯖が届けられました。
農繫期に忙しい娘の家事を少しでも楽にしてあげたいという親ごころから来たものでしょう。
また、四月の曳山祭りの時に「鯖そうめん」を家庭で作り、久々に故郷に帰ってきた親族への温かいもてなしにしました。
このように、この地に家庭料理として受け継がれてきた「鯖そうめん」ですが、その美味しさをさらに高め、香ばしい鯖とだしがうまくからんだ「そうめん」の味を楽しんでいただけます。
なつかしい故郷の味を感じさせる良太郎の「鯖そうめん」をぜひ味わってください。
（そうめんは、だしのからみやすい三輪素麺を使用しています）
◆ 鯖そうめん 780円
◆ 鯖そうめん御膳 1300円
「鯖寿司と鯖そうめん」のお店の案内パンフレットから
長浜鯖街道 郷土のおもてなし料理
鯖寿司
旧街道・北国街道や、びわ湖水運による若狭の物資往来の歴史から、長浜に根付いた鯖を用いて「鯖寿司」を作る食文化が形成されました。
今でも家庭で鯖棒寿司や焼鯖寿司、早なれ寿司、姿寿司を作り、集落の祭礼やおめでたい行事で大切な客人に振る舞われてきました。
「夢の小路 良太郎」はレトロな雰囲気のお店で、「鯖そうめん」美味しくいただきました。
「鯖そうめん」は、焼鯖とそうめんを合わせたお料理ですが、こちらのお店の鯖そうめんはメニューの説明にもある通り、普通の焼鯖ではなく、焼鯖を煮込んで煮汁と一緒にそうめんに合わせてあります。
今年の「びわ湖のひな人形めぐり」は終わってしまうので、今度は長浜で「鯖そうめん」めぐりをしたくなりました。
次回は、鯖そうめんがハレの日の料理とされた「長浜曳山まつり」と、今回大行列で入れなかった「翼果楼」の鯖そうめんをご紹介していきます。
滋賀「彦根・長浜」周辺のホテル・旅館・宿泊施設 おすすめ順 じゃらん
「彦根・近江八幡・守山・東近江」のホテル・旅館 おすすめ順 楽天トラベル
「夢の小路 良太郎」
滋賀県長浜市元浜町19ｰ12
TELL 0749-65-7384
営業時間 11:30～14:30 18:00～22:00
定休日 水曜日
