🌸 花の寺「石山寺」盆梅・梅園と早咲きの桜(光る君へ大河ドラマ館)滋賀

紫式部ゆかりの花の寺「石山寺」。

2024年大河ドラマ「光る君へ」の「光る君へびわ湖大津大河ドラマ館」が石山寺に開設されています。

こちらのブログでは、「光る君へびわ湖大津大河ドラマ館」や「石山寺」についてご紹介しています。

石山寺は四季の花が楽しめる広大な山寺なので、季節の花や見所などをいくつかの記事に分けてご紹介していきます。

「光る君へ」大河ドラマ館・石山寺

「石山寺」については、前の2つの記事でご紹介しています。

1つ目は、石山寺の基本情報と、東大門から紫式部が「源氏物語」を起筆したとされる本堂の「源氏の間」紫式部人形まで。

🌸「石山寺」紫式部『源氏物語』 源氏の間(光る君へびわ湖大津大河ドラマ館)滋賀

2つ目は春の桜が満開の4月に、瀬田川の対岸、門前、参道、山内の様々な桜や、各名所、「紫式部像」を巡って、美しい庭園に下りてきます。

🌸花の寺「石山寺」春の桜と名所めぐりと紫式部像(光る君へ大河ドラマ館)滋賀

今回は、梅と早咲きの桜が同時に見られる3月下旬に、境内の盆梅や山内の梅園、満開の早咲きの桜や名所などを巡って、その後は、4月と同じように紫式部像を拝見して庭園に下りてきます。

各名所に下記の「石山寺境内案内図」の番号を付けています。

「蓮如堂」(写真・左)

地図番号④

滋賀「石山寺」盆梅

それでは、長い参道と石段を上って来た所から。

3月下旬まで「梅つくし」のイベントが開催されていて、参拝したのが最終日だったようです。

※ 開催日は年によって異なります。

境内に盆梅展のように盆梅が並べられていましたが、ちょうど片付け作業を始められているところでした。

下の写真は、まだ盆梅がきれいに見えますね。

■ 観音堂 西国三十三所観音霊場

地図番号②

紫式部ゆかりの「石山寺」盆梅

正面の硅灰石は、見る角度によって表情が異なりますが、正面から近づいて見ると、荒々しく険しい巨岩を間近に見ることができます。こちらはパワースポットです。

■ 硅灰石(けいかいせき)国の天然記念物

地図番号⑤

■ 多宝塔 国宝(鎌倉時代)

地図番号⑨

紫式部ゆかりの「石山寺」滋賀

「硅灰石」を正面に見て、左側に「蓮如堂」があります。

蓮如堂を紅白の盆梅の手前から撮影しています。

蓮如堂の前に染井吉野の桜の木が見えていますが、染井吉野の見ごろは4月上旬となっているのでまだ蕾です。

蓮如堂の右側にも盆梅が展示されていました。

その右奥に見えている階段を上ると、紫式部人形の「紫式部 源氏の間」がある国宝の本堂です。

■ 蓮如堂(れんにょどう)重要文化財

地図番号④

「懸造、桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、妻入、桟瓦葺

蓮如堂は、寺蔵文書から淀殿による慶長期の境内復興の際に、三十八所権現社本殿(県指定)の拝殿として建築された建物です。

明治以降、蓮如上人六歳の御影や遺品を祀る堂として使用されていることから蓮如堂と呼ばれています。

建物は、寺蔵文書や東妻破風板の墨書などから慶長七年の建築で、その後、文化八年(1811)に桟瓦葺に改造されています。

この建物は、文書から神事のほか、仏事にも使用されていた非常にまれな建物です。

懸造で妻入りとし、入口に対向する妻面を閉鎖的に扱い、さらに鎮守側の北側一間通りを広縁とする礼拝空間を構成するなど、独特の平面構成を持つ建築として、寺院における鎮守拝殿の一類型として、建築史上からも極めて貴重な建築です。」

■ 本堂 国宝(平安時代)

地図番号⑥

滋賀「石山寺」盆梅

本堂は一番上の記事でご紹介していますので、そちらをご覧ください。

今回も本堂から上に登って行きます。

下に「毘沙門堂」(左)が見えています。

■ 毘沙門堂 滋賀県指定有形文化財(江戸時代)

地図番号③

滋賀「石山寺」

右下に見えているのが「御影堂」です。

■ 御影堂 重要文化財(室町時代)

地図番号⑫

進行方向(写真・左)に見えているのが「鐘楼」です。

■ 鐘楼 重要文化財(鎌倉時代)

地図番号⑪

滋賀「石山寺」

「梅園」

滋賀「石山寺」梅園

石山寺では、2月中旬から3月中旬にかけて、3つの梅園の合わせて約40種類600本の梅が咲き誇ります。

花の寺「石山寺」梅園・滋賀

✿ 第1梅園(薫の苑) 御影堂⑫から月見亭⑩へ行く途中

紅梅

花の寺「石山寺」梅・滋賀

✿ 第2梅園(東風の苑) 多宝塔⑨の裏辺りから豊浄殿⑬へ行く途中

滋賀「石山寺」梅園

✿ 第3梅園(水仙の苑) 豊浄殿⑬から光堂⑭へ行く途中

「梅園」と「水仙」

滋賀「石山寺」梅園

石山寺の桜マップには、光堂の右奥に「シダレザクラ」と「サトザクラ」が書かれているのですが、4月中旬が見頃なので、まだ蕾です。

ですが、マップには書かれていない他の桜が咲いていました。

石山寺「光堂」桜

■ 光堂(こうどう)懸造

地図番号⑭

滋賀「石山寺」早咲きの桜

光堂の左側には、彼岸桜・寒緋桜・小彼岸桜などの早咲きの桜がきれいに咲いています。

花の寺「石山寺」桜・滋賀

「光堂」から少し下ると、源氏物語を執筆されているような「紫式部像」があります。

■ 紫式部像

地図番号⑮

滋賀「石山寺」紫式部像

「源氏物語」歴代映画一覧

・「源氏物語」主演・長谷川一夫 1951年

・「新源氏物語」主演・市川雷蔵 1961年

評価 ★★★★★ 5.0

・アニメ「紫式部 源氏物語」声・風間杜夫 1987年

評価 ★★★★★ 5.0

「千年の恋 ひかる源氏物語」主演・天海祐希・吉永小百合 2001年

総合評価 ★★★★★ 4.6

・「源氏物語 千年の謎」主演・生田斗真 2011年

評価 ★★★★★ 4.5

滋賀・花の寺「石山寺」庭園

「紫式部像」からずっと下って来ると、こちらのきれいな庭園「無憂園」に下りてきます。

*「無憂園」 大観亭

花の寺「石山寺」庭園・滋賀

石山寺の春の花

✿ 梅 2月中旬~3月下旬

✿ 桜 3月上旬~4月中旬

✿ 雪柳 3月

✿ 水仙 3月

✿ 椿 3月~4月

✿ 三葉躑躅(ミツバツツジ) 4月

✿ 木蓮(モクレン) 4月

✿ 石楠花(シャクナゲ) 4月

✿ 山吹 4月

✿ 牡丹(ボタン) 4月~5月上旬

✿ 躑躅(ツツジ) 4月~5月中旬

✿ 藤 4月下旬~5月

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「石山寺境内案内図」

滋賀「石山寺」境内図・マップ


評価 ★★★★★ 5.0

🎁 紫式部ゆかりの「石山寺」物産館・お土産処(光る君へ大河ドラマ館)滋賀

*「光る君へ びわ湖大津大河ドラマ館」の記事はこちら

👘「光る君へ」びわ湖大津大河ドラマ館・石山寺・滋賀県大津市

👘「光る君へ」びわ湖大津大河ドラマ館(石山寺)五節の舞姫・十二単の衣装

👘「光る君へ」びわ湖大津大河ドラマ館(石山寺)登場人物・キャスト紹介

👘大河ドラマ「光る君へ」の「藤原斉信」「金田哲」(はんにゃ)ってどんな人?

「石山寺」

参拝時間 8:00~16:30(最終入山 16:00)

■ 入山料(入山のみ)

大人・中高生600円 小学生250円

■ 石山寺本堂内陣拝観(入山料必要)

大人・中高生500円 小学生250円

■ 石山寺入山セット券(入山・本堂内陣など)

時期により「宝浄殿」もセットされ料金が異なる

 

「光る君へ びわ湖大津大河ドラマ館」

開催期間 2024年1月29日(月)~ 2025年1月31日(金)

開館時間 9:00~17:00(最終入場 16:30)

■ 入館料 大人(中学生以上)600円 小人(小学生)250円

■ 石山寺セット券(ドラマ館入館券+石山寺入山券)

大人(中学生以上)1000円 小人(小学生)450円

会場 石山寺境内(明王院)

 

*大河ドラマ「光る君へ」の藤原斉信(ただのぶ)役の金田哲(かなださとし)さんのチャンネルです。

■ YouTube「はんにゃ金田SHOW」

◆ 光る君へ 第16回「華の影」

金田の家で観てすぐ感想を話す! 雪遊びで…カナダが出過ぎた

*ミスター武士道さんが「源氏物語」の第1部の好きな登場人物をピックアップして、アニメのキャラクターを用いて、1つの動画にまとめて解説していらっしゃいます。

■ YouTube「戦国BANASHI ミスター武士道」

◆『源氏物語』にまったく興味がなかった男が読んでみた結果【登場人物紹介】

*オリエンタルラジオのあっちゃんのYouTubeチャンネルです。

あっちゃんの分かりやすくて面白いと評判の「YouTube大学」。

「源氏物語」の第1部・第2部・第3部の全編を8つの動画に分けて解説していらっしゃいます。

前回、前々回で第1部をご紹介しましたので、今回は続きの第2部をご紹介します。

■ YouTube「中田敦彦のYouTube大学」

◆「源氏物語⑤ 2部3部編スタート」

源氏物語(五)2部 栄光のかげり 3部 子孫の物語

◆「源氏物語⑥ 光源氏の栄光とかげり」

源氏物語(六)光源氏の栄光とかげり

🎎2024「商家に伝わるひな人形めぐり」「武者人形」滋賀県 東近江市 五個荘・日程

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「石山寺」

(光る君へびわ湖大津大河ドラマ館)

滋賀県大津市石山寺1丁目1₋1

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