👘2022 岐阜県「垂井曳山まつり」子供歌舞伎・上演後の様子と「紫雲閣」について

2022年「垂井曳山祭」子供歌舞伎の続きです。

紫雲閣の「御所桜堀川夜討 弁慶上使」の上演後の様子です。

演じ終わって、笑みがこぼれる子役さん達。

上を覗き込んでおられますね。

垂井曳山祭・子供歌舞伎・紫雲閣

曳山の屋根には、神事係の青年さんが乗られています。先頭の方はマイクを持ち、身を乗り出して扇子を動かしておられるので、子役さん達が見上げていたのですね。

長浜曳山では屋根に人は乗っておられませんでしたが、垂井曳山では乗っておられるので、京都の祇園祭の山鉾を思い出しました。

垂井曳山祭りは八重垣神社のお祭りですが、祖社(おややしろ)が京都の祇園祭を行う八坂神社なので、似ているのですね。

3日の本楽では神社本殿で例大祭を斎行し、祖社の八坂神社のご神職もご臨席されるそうです。

垂井曳山祭・子供歌舞伎・紫雲閣

青年さんも子役さんも手に赤い扇子を持って、青年さんの「おいっさー」の掛け声と共に、扇子を動かし、曳山が引かれていきます。

垂井曳山祭・子供歌舞伎・紫雲閣

「紫雲閣」について

紫雲閣は、中町内保存の古文書によると、1775年に歌舞伎が演じられており、それ以前の歴史があるとみられます。明治3年9月に、長浜近在の藤岡和泉によって、米百六十六俵のお金で大改造されました。舞台狭間などの彫塑は、江洲枝折村(今の米原町枝折)の山口小三郎、幸三郎、守重の作。扁額は、近衛前関白左大臣藤原忠煕の御染筆であり、紫雲閣が誇る金屏風・舞台障子は円山応挙の第1弟子の山口素絢の作。中でも見送りは中国美術で古代つづれ織「賢人図」で最も古く文化財として保存されました。今の見送りは昭和53年に京都の龍村美術の手で研究を重ね、胴幕・猩堅旗と共に複製されました。重なる屋根の亭には、草薙の剣を戴き、豪華で金色燦爛としています。

👘岐阜県『垂井曳山まつり』子供歌舞伎「御所桜堀川夜討 弁慶上使」

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岐阜県不破郡垂井町

垂井町は滋賀県と隣接する岐阜県の西濃地方の不破郡の町です。

垂井町(垂井駅)の西隣は岐阜県西端の町「関ケ原の合戦」で有名な関ケ原町(関ヶ原駅)。

垂井町(垂井駅)の東隣は大垣市(大垣駅)です。

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