2022年、滋賀県長浜市のユネスコ無形文化遺産「長浜曳山まつり」
『三番叟』は壱番山の鳳凰山に乗り、子ども歌舞伎の前に演じられます。
■三番叟
◆振付 岩井小紫八(三役修行塾)
◆太夫 竹本展太夫(三役修行塾)
◆三味線 中川太吾(三役修行塾)
◆演者 内藤行人(9歳)
「三番叟」について
三番叟とは、日本の伝統芸能。式三番(能の翁)で、翁の舞に続く舞。能楽では狂言役者が演じます。
「式三番」という名称は、例式の3番の演目という意味で、「父慰」「翁」「三番猿楽」の3演目を指すものですが、室町時代初期には「父慰」を省くのが常態となりました。
三番叟の舞は、「揉ノ段」と「鈴ノ段」に分かれ、前半の「揉ノ段」は、足拍子を力強く踏み、軽快、活発に舞います。後半の「鈴ノ段」は、鈴を振りながら、荘重かつ飄逸に舞います。
翁の舞が天下泰平を祈るのに対し、三番叟の舞は、五穀豊穣を寿ぐといわれ、足拍子に農事にかかわる地固めや、鈴ノ段では種まきを思わせる所作があり、豊作祈願の意図がうかがえます。
式三番のうちでも、翁以上に後世の芸能に影響を与え、歌舞伎や人形浄瑠璃などに取り入れられました。
また、日本各地の民俗芸能や人形芝居のなかにも様々な形態で、祝言の舞として残されています。
子ども狂言の「三番叟」の前半、揉ノ段です。
■ YouTube「STUDIO こほく」
◆ 長浜曳山祭 2022 舞台裏 三番叟と三役修行塾
■ YouTube「kankoNote」
◆ 4K 特集 長浜曳山まつり 鳳凰山 2022
「三番叟」
「平家女護島 俊寛 鬼界ヶ島の場」 ※ 編集が前後されています。
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滋賀県長浜市
下記は長浜曳山祭・曳山蔵の地図です。2022年は鳳凰山・壽山・高砂山・猩々丸の4基。
16日の自町狂言の場所は、各町内の曳山蔵の近くではありますが、公演時間により公演場所もそれぞれ異なりますので、長浜駅の観光案内などで「長浜曳山まつり」の執行時間・執行場所が書かれた詳しいパンフレットをご確認ください。