2024年 大河ドラマ「光る君へ」
京都・宇治市の「光る君へ宇治大河ドラマ展」と滋賀県大津市石山寺の「光る君へびわ湖大津大河ドラマ館」などをご紹介しています。
今回は「光る君へ宇治大河ドラマ展 ～都のたつみ 道長が築いたまち～」から。
紫式部・まひろ（吉高由里子さん）と藤原道長（柄本佑さん）の手紙などをご紹介します。
吉高由里子さんは左利きなので、右手で書く練習をされたそうです。
◆ 手紙の展示
＊藤原道長から紫式部（まひろ）へ
思ふには忍ぶることぞ負けにける 色には出でじと思ひしものを
（古今和歌集より）
意味 あの人（あなた）を恋しく思う強い気持ちに、それを耐えて忍ぼうとする気持ちが負けてしまった。この恋を抑えて、決して表に出すまいと思っていたのに。
＊紫式部（まひろ）から藤原道長へ
既自以心爲形役 奚惆悵而獨悲
（陶淵明の漢詩「帰去来辞」より）
意味 自分の心を体のしもべとしているのだから、嘆き悲しんで何になろうか。
＊藤原道長から紫式部へ
死ぬる命生きもやするとこころみに 玉の緒ばかり逢はむといはなむ
意味 あなたを恋しく思うあまり死にそうな私の命が、もしかしたら生き返るかもしれないと、ためしに「ほんのすこしでも逢いましょう」と言ってほしい。
＊紫式部から藤原道長へ
悟巳往之不諫 知来者之可追
意味 過ぎ去ったことは悔やんでも仕方がない。これからのことはいかようにもなる。
＊藤原道長から紫式部へ
命やは何ぞは露のあだものを 逢ふにしかへば惜しからなくに
意味 命、それはいったい何なのだ。霧のようにはかないものではないか。あなたと逢うことに換えることができるなら、命なんて少しも惜しくはないのに。
＊紫式部から藤原道長へ
賽迷途其未遠 覚今是而昨非
意味 道を踏み迷ってもまだそれほど遠くへは来ていない。今の生活が正しく、昔が間違っていたことにようやく気づいた。
＊藤原道長から紫式部へ
我亦欲相見君
意味 あなたに再び会いたい
◆ 小道具の展示
＊紫式部から藤原道長へ 物語執筆承諾の文
「カササギ語り」が燃えて落胆する紫式部（まひろ）の元を道長が訪れ、一条天皇の”お渡り”がない彰子を慰める物語を書いて欲しいと乞う。逡巡の末に意を決したまひろは、道長に承る旨の文を送るとともに上質の和紙を求める。まひろの執筆活動が始まった。
＊紫式部（まひろ）が書き、一条天皇が読んだ源氏物語
物語が実は一条天皇に献上するためと知った紫式部は、道長から一条天皇の人生や藤原氏のことなどを聞いたうえで、宮中の人間関係を赤裸々に描いた物語を執筆。道長が献上したそれを、一条天皇は半信半疑ながら目を通すのだった。後世に言う「源氏物語」の始まりである。
紫式部・まひろ（吉高由里子）と藤原道長（柄本佑）のパネル
■ 京都・宇治市「光る君へ宇治大河ドラマ館」
■ 滋賀・大津市「光る君へびわ湖大津大河ドラマ館」
「光る君へ宇治大河ドラマ館」には「光る君へ」関連商品の土産処はありませんが、滋賀県大津市の「光る君へびわ湖大津大河ドラマ館」開催地の石山寺では期間限定の「石山寺 物産館 紫」で販売されています。
■ X・Twitter
はんにゃ.金田哲さん
👘藤原道長と四納言
左から、藤原行成（渡辺大知）、藤原公任（町田啓太）、藤原道長（柄本佑）、藤原斉信（金田哲）、源俊賢（本多大輔）
「光る君へ」で繋がった全ての人へ、
一年間本当にありがとうございました🌕#光る君へ pic.twitter.com/DMzu6QpWsm— はんにゃ.金田哲 (@HANNYAKANADAS) December 15, 2024
藤原斉信を演じる金田哲さん（はんにゃ）、源俊賢を演じる本多大輔さんと京都・宇治の旅
旅はいいよなぁ〜🤤#光る君へ#NHK京都#高松神明神社#宇治市#宇治上神社#平等院鳳凰堂 pic.twitter.com/qtYfyHyfnp
— はんにゃ.金田哲 (@HANNYAKANADAS) October 6, 2024
藤原彰子（中宮）を演じる見上愛さんの京都・宇治の旅「平等院」
『 #光る君へ 』#藤原彰子 を辿りに宇治にお邪魔した際の一コマ📸
ゆかりの地を巡ると、当時の暮らしが想像しやすくなった！と、見上談！
いよいよ、今夜8時登場です☺️
ぜひ、ご覧ください🎶見上愛staff#NHK#見上愛 pic.twitter.com/BSfouls9BE
— 見上愛&STAFF (@mikami_ai_) June 30, 2024
■ 京都・宇治市「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」
期間 2024年3月11日（月）～2025年1月13日（月・祝）
開催時間 9:00～17:00（最終入場 16:30）
入場料
大人（高校生以上）500円 小人（小・中学生）250円
＊茶づなミュージアム2館セット 大人 1000円 小人 500円
＊源氏物語ミュージアム2館セット 大人 1000円 小人 500円
＊3館セット 大人 1500円 小人 750円
会場 お茶と宇治のまち交流館茶づな2階
住所 宇治市菟道（とどう）丸山203-1
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■ 滋賀・大津市「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」
「源氏物語 恋するもののあはれ展」同時開催
開催期間 2024年1月29日（月）～ 2025年1月31日（金）
開館時間 9:00～17:00（最終入場 16:30）
＊ 入館料 大人（中学生以上）600円 小人（小学生）250円
＊ 石山寺セット券（ドラマ館入館券＋石山寺入山券）
大人（中学生以上）1000円 小人（小学生）450円
会場 石山寺境内（明王院）
滋賀県大津市石山寺1丁目1₋1
