京都・亀岡・亀山城跡のお堀「南郷公園」の鯱瓦と明智光秀像

京都、亀岡市の「南郷公園」は、亀岡駅から徒歩数分の明智光秀の亀山城跡のお堀にある公園です。

中央に明智光秀像と亀山城の鯱を復元した鯱瓦が設置されています。

京都・亀岡・南郷公園「明智光秀」

明智光秀像

京都・亀岡・南郷公園「明智光秀」

『 南郷公園

山陰街道が通り、城下町が広がる亀山城の南側は、内堀、外堀、惣掘〈層掘り〉の三重の堀とお土居がめぐり、堅牢な構えを呈しています。

一方、南郷公園の立地する北側の搦手は、外堀が一重にめぐらされているだけとなっています。

これは、有事の際には、保津川の流れを塞き止めると、北側の水田は一気に大きな堀となるように考案されているためです。

南郷公園は、桜を中心として四季折々の花を楽しむことが出来る都市公園として整備され、亀岡光秀まつりを始め、様々なイベントが繰り広げられる都市空間です。

京都・亀岡「南郷公園」

ひとくちコラム

亀山城の外堀である南郷池は、ギンヤンマやシオカラトンボ、アキアカネを始め約40種類のトンボが生息しています。

これだけ多くの種類に富んだ生息地は、数が少なく貴重です。まさにトンボの楽園です。

豊かな亀岡の自然を垣間見ることが出来ます。

明智光秀ゆかりの地 亀岡城下町 亀岡市 』

京都・亀岡・南郷公園「鯱瓦」

『 亀山城 鯱瓦

亀山城天守閣家棟にあった鯱瓦〈嘉永5年造〉は、明治11年頃の廃城により京都市 森川喜兵衛氏に払い下げられた。

その後明治13年京都府医学校〈現京都府立医大〉の新築に際し寄贈され、講堂棟瓦の両端で異彩を放っていたという。

一対のうち片方は破壊されたが、残りの一体は現在京都府立医科大学に収蔵されている。

亀山城跡地を望むこの地に、市制施行40周年、クラブ設立25周年を記念し、数奇な運命を辿ったこの鯱瓦をブロンズ像として復元した。

亀岡の歴史のモニュメントとして市民に末永く親しまれることを願うものである。

1995年4月15日

亀岡ロータリークラブ 』

 

この南郷公園のお堀は「南郷池」と呼ばれています。

京都・亀岡「南郷公園」南郷池

 


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「南郷公園」

京都府亀岡市古世町西内坪

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