次は、「おもてなしの宿 渓山閣」の露天風呂のある温泉大浴場〈癒しの館〉をご紹介します。
京の奥座敷と呼ばれる「湯の花温泉郷」の歴史は古く、戦国時代に武将たちが刀傷を癒すために湯治に訪れたと伝わる名湯です。
また、この地に産出する桜石と鬼の涙の伝説もあり、湯の花温泉は桜石の霊力で退治された鬼の涙があふれ出たものと言われています。
鬼退治の桜石は節分の豆のルーツとなり、鬼が泣いた湯の花温泉は万病の治療と除災除厄の湯として、人々に長く敬慕されてきたということです。
「おもてなしの宿 渓山閣」の温泉大浴場を許可をいただいて撮影しました。
女湯「ほのかの湯」
壁や天井は木のぬくもりを伝える総檜作り。
窓が大きく、広々とした庭園を眺める大浴場です。奥にジャグジーがあります。
屋根のある露天風呂。庭園を眺めるように寝湯のジャグジーがあります。
サウナの隣の「冷水風呂」
湯の花温泉、渓山閣・女湯「ほのか湯」の成分表
湯の花温泉の泉質は、単純弱放射能温泉、天然ラジウム温泉・低張性弱アルカリ性低温泉。
無色、透明、無味、微硫化水素臭
浴用の適応性は、筋肉もしくは関節の慢性的な痛みまたこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、抹消循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進。その他、動脈硬化症、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性婦人病など。
泉質別適応症は、高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊推炎など。
源泉は29.4℃で、41.0℃に加温、循環ろ過。
※ 湯の花温泉の成分表と「湯の花温泉」「渓山閣」のHP参照
次の記事で、私がいただいた夕食(会席料理)と朝食(和定食)をご紹介します。