2023年、卯年の「近江八幡左義長まつり」の続きです。
3月11日、渡御出発の左義長の3番手、宮内町。
こちらの宮内町のダシが、ダシコンクールで準優勝を獲得されました。
準優勝おめでとうございます!
■ 宮内町のダシの説明
*命題「玉兎(ぎょくと)の祈り~近江の奇才とプラハの天文時計~」
*材料 黒豆、餅、飴(サイダー・青りんご・みかん)、砂糖(金・青)、マロニー、ヒマワリの種、ホウレン草の種、海苔、ドライフルーツ(パイン・オレンジ)、スルメ、梅ガム、黄麻(ジュート)、ラグラス、綿花
*制作の意図の説明
「技は万民のためにある」と唱えた国友一貫斎(くにともいっかんさい)は、鉄砲鍛冶でありながら数々の発明をし、自作の望遠鏡で天体を観測した。
彼の見た宇宙は無限の可能性を秘め今も技術が日進月歩している。
東欧の国で戦禍が続く現代、その技が万民の平和に役立つことを祈る月の兎が、星々と時の営みを刻む異国の天文時計の盤上を跳躍します。