名古屋城の金シャチ横丁「鯱上々」で開催された「どうする家康」展の続きです。
登場人物のキャスト一覧パネルは、「チーム家康」と「家康を悩ませる人たち」の2つのパネルがありました。
「チーム家康」の登場人物からご紹介していきます。
主人公・徳川家康(松本潤)の紹介文は単独のパネルのほうにありました。
◆ 徳川家康(松本潤)
「今川家に仕える。後に岡崎城城主として独立、三河統一を果たす。関ケ原、江戸幕府なんてかなり先の話。ナイーブで頼りないプリンス。臆病でまだまだ優柔不断なところあり。相手の気持ちを思いやり、意見をよく聞くが、時に頑固。オタク気質なところあり。理想と現実の間でいつも悩み、背負いたくない重荷を背負い、歩みたくない道を歩んでいく。天才や猛将たちに食らいつく中、しだいに才能を覚醒させていく。」
戦国武将「徳川家康」等身大 着用甲冑「金陀美具足」
■ 「チーム家康」のパネル
◆ 酒井忠次(大森南明)・徳川四天王
「特技は宴会芸えびすくい 家臣団のリーダー
家康不在の三河・岡崎を必死に守り、領民を愛し、自分の意見を控え、家康を支えることだけを考えている個性派家臣団のまとめ役。家康の叔父。ときに宴会芸を始め、場を盛り上げる気遣いの人。」
◆ 本多忠勝(山田裕貴)・徳川四天王
「『ただ勝つ』と名付けられた最強サムライ
生涯戦うこと57回、かすり傷一つも負わなかったといわれる戦国最強武将のひとり。男気があり義を重んじ、筋の通らないことは大嫌い。女性にはものすごい奥手。」
◆ 本多忠真(波岡一喜)・本多忠勝の叔父・「酔いどれサムライ」
◆ 榊原康政(杉野遥亮)・徳川四天王
「徳川家臣団のマイペースな貴公子
文武に優れた若き武将。名門榊原家の生まれだが、次男のため自由気ままに好きに生きていたところを、家康にその才能を見出される。マイペースで、ちょっとひねくれた性格。」
◆ 鳥居元忠(音尾琢真)
「徳川ラブ 明るく熱い忠義者
鳥居家代々の家訓に従い、人質時代から家康に付き添い、生涯を通じて主君を守り続ける徳川一筋の忠義者。ふだんは不器用で明るい男だが、戦場ではスイッチが入ったように変貌し活躍する。」
◆ 渡辺守綱(木村昴)「槍もトークも一級品」
◆ 夏目広次(甲本雅裕)「事務方トップ」
◆ 登与(猫背椿)「家臣団のマネージャー」
◆ 大久保忠世(小手伸也)
「三河で一番の色男(本人談)
戦場では勇猛果敢な活躍を見せるが、最近、髪が薄くなるのを気にしている繊細な男。身なりに気を配り、「色男」を自称する。面倒見のいいみんなの兄貴。」
◆ 本多正信(松山ケンイチ)
「家臣団の嫌われ者
大久保忠世の紹介で登用されるが、胡散臭く、無責任な進言をするイカサマ野郎。常識にとらわれない発想の持ち主で、悪知恵が働き、家康の小さな野心を刺激する。やがて天下取りに欠かせない男となる。
◆ 石川数正(松重豊)
「どんな難問も一刀両断
酒井忠次同様の古参の家臣で、家康が最も信頼する常識人。カミソリのような切れ味鋭い頭脳の持ち主で、遠慮なく正論を進言する。外交役も務め、戦国武将と渡り合う度胸の持ち主。」
◆ 平岩親吉(岡部大)
「苦しいときこそ笑顔を
いつもスマイル、正直でまっすぐな楽しい男。幼少より家康に付き添い、苦楽をともにする。敵の懐に入るのが得意で、どんな任務でも笑顔で引き受ける。苦しいときには特に重宝する男。」
◆ 服部半蔵・正成(山田孝之)
「忍者ではないが、忍者の代表
先祖が忍びの郷・伊賀出身なので、忍者とよく間違えられる。本人は武士と思っている。そんな自分にプライドが持てず、人づきあいが苦手。命ぜられて伊賀忍者を使い、諜報活動をするが時々失敗する。」
◆ 鳥居忠吉(イッセー尾形)・鳥居元忠の父・「倹約作戦で三河を守り抜く」
◆ 大鼠(千葉哲也)「忍者一筋 大ベテラン」
◆ 女大鼠(松本まりか)「くのいち七変化」
「どうする家康」の台本が展示されていました。
「どうする家康」のあらすじ紹介パネル
「貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。今川家に染まっていく元康の姿を、付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。
ある日、父の墓参りのため三河・岡崎を訪ねた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う元康にとって、彼らの思いは重荷でしかなかった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどり着き、喜んだのもつかの間、桶狭間から襲撃の知らせが届けられる! しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長! 幼いころ、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河に進むか、それとも籠城かー。
どうする家康! この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。」
次の記事で、「家康を悩ませる人たち」の登場人物キャスト一覧パネルをご紹介します。
「名古屋城」
愛知県名古屋市中区本丸1₋1