飛騨高山ラーメンめぐりの続きです。
飛騨高山は「高山ラーメン」で有名ですが、「飛騨高山ラーメン」や「飛騨高山中華そば」と呼ばれ、お店によって呼び名が異なります。
老舗の「飛騨高山中華そば 豆天狗」をご紹介します。
店の庇の上に「中華そば 豆天狗」の屋号。赤い天狗の看板が目を引きます。
開店と同時に一番乗りです。店内に入ると、券売機、カウンター席とテーブル席があります。
「飛騨高山中華そば」についての説明書きがありました。
「飛騨高山の中華そばは、昭和初期の屋台から始まったと言われ、麵は細ちぢれ麺、スープは鶏ガラスープにサバ節など魚介のダシを加えた、昔ながらのあっさり醤油味です。また、スープの作り方に特徴があり、スープとたれを寸胴で一緒に煮込んで作り上げ、一日中弱火で熟成させていきます。この為、朝と夕方では、味わいや風味、塩加減などが微妙に変わってきます。この微妙な飛騨高山中華そばの味わいの変化を食べ比べて頂くのも、飛騨高山中華そばの楽しみ方のひとつです。ぜひお試しください。地元飛騨では、年越しそばの代わりに食べる方がみえるほど、愛され根付いています。」
メニューに「豆天狗の歴史」も書かれています。
「昭和20年代、飛騨地方では映画館が高山市内にしかなく、映画を見た帰りに豆天狗の中華そばを楽しむのが唯一の娯楽で、当時の「粋、お洒落」と言われました。現在3代目が初代、先代の味を継承しながら、尚、追求しています。当店のスープは鶏ガラ、豚骨に加え、野菜と魚の旨味を引き出し、麵はオリジナルの配合でうつ自家製のコシのある細ちぢれ麵です。」
お品書き
＊中華そば 800円、味玉入 920円
＊チャーシューメン 1200円、味玉入 1320円
＊つけ麺 1000円
・トッピング 味玉 120円、チャーシュー 400円
チャーシューメン味玉入を注文しました。
チャーシュー5枚、半分の味玉2つ、メンマに、ネギが真ん中に盛ってあります。とても美味しそうです。
それでは、いただきます！
スープはメニューの説明通り、鶏ガラ、とんこつ、魚介、野菜の旨味のある美味しいあっさり醤油味です。
猫舌なので、しばらく写真を撮ってからいただきましたが、麵はとてもコシがあり、細ちぢれ麵なのでスープと絡みやすくとても美味しいです。
チャーシューは肉厚で脂身少なめ。噛めば噛むほど旨味が増して、食べ応えがあります。
高山ラーメンは濃い醤油味でスープを飲み干せないお店もあるのですが、こちらのスープは飲んでも美味しいスープです。
麵と具沢山の具とスープを一緒に食べ進めると、色々な味を楽しみながらスープも美味しく完食しました。
飛騨高山ラーメンをご自宅で味わってみたい方は、楽天市場とAmazonでこちらのお店「豆天狗」のラーメンセットをお取り寄せできますよ。
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